槙野智章が裏切り者と呼ばれる2つの理由とは?日本代表・東アジアカップでの活躍は?

  • 更新日:2015/07/30 公開日:2013.07.23
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槙野智章が裏切り者と呼ばれる2つの理由とは?日本代表・東アジアカップでの活躍は?

 

makinotomaki3東アジアカップ2013日本代表に選出された

槙野智章選手 (J1、浦和レッズ)。

『裏切り』とはどういうことなんでしょうか?

 

 

久しぶりに日本代表に選出され注目の集まる

槙野智章選手。

 

東アジアカップ2013での初戦中国代表戦

左サイドバックとして先発出場し、1アシストの活躍

失点に絡むミスを見せてくれました。。

 

そんな槙野智章選手のことを調べてみると

『裏切り』というワードが一番検索されているようです。

 

 

普通はサッカー選手なので所属チームの名前や

日本代表などで検索されるが普通んですけどね・・・

『裏切り』とはどういったことなんでしょうか?

槙野智章選手ってどんな選手?

 

まず槙野智章選手ってどんなサッカー選手なんでしょうか?

 

広島県出身

1987年生まれの28歳

身長182cm 体重72kg

利き足  右足

ポジション DF (センターバック・サイドバック)

 

makinotomoaki

 

日本代表歴

U-18日本代表

U-19日本代表 (アジアユース選手権)

U-20日本代表 (FIFAU-20ワールドカップ)

日本A代表   17試合出場 2得点

 

 

サッカー歴 

サンフレッチェ広島ジュニアユース (2000-2002)

サンフレッチェ広島ユース (2003-2005)

サンフレッチェ広島 (2006-2010)

1.FCケルン 【ドイツ・ブンデスリーガ】 (2011-2012)

浦和レッドダイヤモンズ (2012~)

 

 

サンフレッチェ広島育ちの生え抜き選手だったんですね。

サンフレッチェ広島に中学生から

『11年』所属していたようです。

 

これが『裏切り』というワードに関係しているようです。

 

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槙野智章選手の『裏切り』とは!?

 

サンフレッチェ広島に中学生から所属し、

サンフレッチェ広島に育ててもらったといえる

であろう槙野智章選手。

 

 

しかし、サッカー選手である限り、上を目指すのは当然です。

サンフレッチェ広島のトップチームで5シーズン過ごし、

海外・欧州へ挑戦することを選択します

ここで一つ目の問題が発生します。

 

槙野智章選手が裏切り者と呼ばれる1つ目の理由。

 

サンフレッチェ広島のサポーターがひっかかる

最初のポイントが、

ドイツへ挑戦する際、ジュニアユース(中学生)から

11年間育ててもらったサンフレッチェ広島に対し、

『移籍金0で出て行った』

ことです。

 

 

5シーズン在籍したサンフレッチェ広島との契約が切れた

状態で移籍したため、サンフレッチェ広島は移籍金を

1円ももらえずに一から育てた、チームの主力選手を

ただで手放すことになったんですね。

 

 

選手の立場にしたら、移籍金がかからない方が

移籍するクラブの選択肢が増えることは事実

であり、現実です。

 

 

本田圭佑選手もACミラン移籍がずっと取りざたされていますが、

この『移籍金』というものがネックになりなかなか契約が

まとまっていません。

本田圭佑のCM出演のギャラはいくら!?1億円越えって本当?【動画あり】

 

選手それぞれの考え方ですが、

現在シャルケ04(ドイツ・ブンデスリーガ)に所属する

内田篤人選手は、日本で所属していた

 

鹿島アントラーズを出る際に、

『移籍金を鹿島アントラーズに払ってくれるクラブにしか移籍しない』

 

という考え方で海外に移籍をしたそうです。

結果的にドイツ・ブンデスリーガの

名門シャルケ04が移籍金『1億5000万円』という

大金を鹿島アントラーズに払い、

移籍が成立しました。

ということでサンフレッチェ広島のサポーターから

してみれば、育てたクラブに移籍金を残して

移籍しろよ!ってことなんでしょう。

内田篤人のツイッター本人返信まとめ!59のウッチー回答!

 

まあ契約が切れたタイミングでオファーが来れば

0円移籍もしょうがないなとも思いますが、

 

 

育ててくれたクラブにお金を残したいと考えるなら

契約を延長した状態で、移籍金を払ってでも

取ってくれるくらい自分のことを評価してくれるチームに

移籍するという方法もありましたね。

 

 

まあサポーターの気持ちも理解は出来ますが、

移籍はタイミングなので出来るときにしておかないと

海外に挑戦なんて出来なくなっちゃいますからね。

 

 

ただでさせ短いプロサッカー人生ですから

挑戦出来るときに挑戦することを

稼げるときに稼ぐことを

何よりも優先することを

責めることは誰にも出来ないと思います。

 

ましてや育てたサンフレッチェ広島自体が

海外に挑戦したいという槙野智章選手の意思を

一番に尊重して『0円移籍』を許したんですからね。

 

 

ですからこの問題自体が『裏切り』と言われる所以ではなく、

この後の言動に問題があり、

この移籍金0円にも飛び火したのでしょう。

 

槙野智章選手が裏切り者と呼ばれる2つ目の理由

 

そんなこんなで移籍金0円のお買い得状態

ドイツ・ブンデスリーガの1.FCケルンに移籍した

槙野智章選手。

 

移籍当初はスタメン出場のチャンスは貰えるも結果が出せず、

結局移籍1年目は5試合しか出場できず終わります。

 

ちなみに契約期間はだいたい

2010年12月30日から2013年6月30日まで。

 

ですのでそのまま翌年も1.FCケルンに残り挑戦しますが、

2011-12シーズンの前半戦も結局結果を残せず、

3試合の出場しか出来ませんでした。

 

 

そこで、試合に出れないことに危機感を感じた槙野智章選手は

移籍の決断を下します。

 

欧州での移籍が最初の希望だったようですが、

ドイツ2部の中堅クラブなどからしか移籍の話は来ず、

日本のJリーグに戻ることを決断します。

 

 

移籍先に選んだのは『浦和レッズ』。

現在も所属しているチームです。

 

古巣『サンフレッチェ広島』に戻ることをせず、

浦和レッズへの移籍を選んだ。

 

Jリーグに戻って来るのに

育てた選手を0円移籍を認めて

欧州へチャレンジさせてあげたサンフレッチェ広島には

戻ってこない。

 

これが槙野智章選手が『裏切り』と言われる所以です。

 

まあお金を払って応援しているクラブやサポーターからしてみたら

裏切りに見えてもしょうがない感じもしますね。

 

 

ただ、槙野智章選手の代理人に言わせれば、

Jリーグに復帰する際にはサンフレッチェ広島にも

ちゃんと声はかけたそうです。

 

ほんとうかどうかは分かりませんが、その時はサンフレッチェ広島側が

槙野智章選手を『今は獲得出来ない』と言ったので浦和レッズに移籍したそうです。

 

 

最初は期限付き移籍で、2013シーズンから完全移籍

をされたのですが、この際も代理人いわくサンフレッチェ広島にも声をかけたそうですが、

『獲得しない』との返事だったようです。

 

1.FCケルンとの契約は2013年6月までなので、

2013シーズン前に獲得するとなると1.FCケルンに

移籍金を払わなくてはなりません。

 

 

0円の移籍金で出した選手を何千万・何億と出して

買い戻すとか普通考えられませんよね。

しかも活躍出来ず戻ってきた訳ですし。

 

 

槙野智章選手がJリーグに戻ってきた際の

サンフレッチェ広島のDFなどの選手の状態を考えると

サンフレッチェ広島側が断ったというのも現実的です。

 

 

そうなってくると槙野智章選手が裏切り者と呼ばれるのは

ちょっとかわいそうな気がします。

サンフレッチェ広島が獲得してくれるなら槙野智章選手も

戻りたかったでしょうしね。

 

 

なんていうと1円も残さずに出て行ったくせに都合のいいこと

言うなと言われそうですが・・・苦笑

 

 

まあなにはともあれ現在は浦和レッズで活躍して、

結果を残し日本代表に選出されるまでに

調子を取り戻しているので、またもう一度

欧州の場に挑戦して欲しいです。

 

 

そしていつかサンフレッチェ広島に戻ってプレー

する姿なんかもみたいですね!

 

 

今後の槙野智章選手の活躍を期待しましょう!!

 

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