サッカー日本代表・ACミラン所属の本田圭佑選手。
母校の選手権初制覇を祝い5冊の本を選手全員に贈った
ようですが、どのような本を贈ったのでしょうか?
画像とともに紹介します!
本田圭佑選手はテレビ番組や自身のウェブサイトなどでの発言を
よく吟味して発言されている印象があります。
それは本田圭佑という人間が発する言葉に影響力があるということを
しっかり理解されてるからでしょう。
特にこれからを担う子供や若い人たちに向けて自身の経験からくる
考えだったり理想を伝えたい、そういう気持ちがひしひしと伝わってきます。
そのように憧れられるような存在の発言が人に影響をおよぼすように
本もまた読んだ人の考え方・人生に影響を与えてくれます。
では本田圭佑がこれは人生に役に立つと認めた、読んで欲しいと
考えた本はどの本なのでしょうか?
本田圭佑が薦める5冊の本とは??
アレックス・ファーガソン自伝
唯一のサッカーに直接関係のある本です。
内容は自伝とあるようにイングランド・プレミアリーグの
名門マンチェスター・ユナイテッドを長年率いてきたファーガソン監督の
監督人生を振り返るという内容です。
サッカーが好きな方なら夢中で読み進められる一冊です。
よくある名言集のようにこれが大事!などとは書いていないですが、
ファーガソンが監督業をするにあたり大事にしていたことや、
出来ごとや経験からくる一言一言がとても勉強になります。
それはサッカー選手に限らず、組織のマネジメントをする人間、
また組織の中で生きる人にも重要な気づきを与えてくれる内容です。
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マネジメント エッセンシャル版ー基本と原則
経営学の本です。
この本はドラッカーの経営学を分かりやすく大事なところにしぼってまとめた本です。
内容としてはマネジメントの使命・方法・戦略についてです。
サッカーのチームマネジメント・クラブマネジメントと企業でのマネジメントでは
多くの共通点があります。
組織を動かす方法・人を動かす方法を理解しているのとしていないのでは
どの世界でも結果が大きく異なりますよね。
必読の1冊です。
もしドラ・・・『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』 も昔流行りましたね。
アインシュタイン150の言葉
簡単に言ってしまえばアインシュタインの名言集です。
しかしその言葉一つ一つには深みがあり考える余白のあるものです。
特に印象に残っている言葉を一部紹介します。
「我々はいろいろなことをするが、なぜそうするのかを知らない。」
「野望や、ただの義務感からは本当に勝ちのあるものは生まれません。それは、人や対象となるものへの愛と献身から芽生えます。」
「常識とは、18歳までに見に付けた偏見のコレクションのことをいう。」
アインシュタインは理論物理学者として「特殊相対性理論」や「ブラウン運動法則」
で有名ですが、数々の発言は哲学者を思わせます。
受け取り方は人それぞれでしょうが、自身で考える・知ろうとすることの
重要性や物事の真理を追究することの必要性を感じさせてくれる一冊です。
とてもシンプルに読みやすいので是非目を通してみて下さい。
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成功への情熱
本田圭佑選手がこの5冊をプレゼントしたのは高校生ですが、
今の高校生は稲森和夫さんを知っているのでしょうか。
稲森和夫さんは京セラや現KDDIなどを創業された実業家、経営者の方です。
近年もJAL再建などに尽力され、これまでの実績をあげようとすれば
書ききれない程になりますが、経営者をそだてることにも熱心な方として有名です。
この本の内容も経営哲学・人生哲学・リーダーシップ論などについて書かれています。
この本を読んでいて気付かされることは、自身が正しいと思う事・当たり前だと
思う事でも実際に出来ている事は少ない、ということです。
「優れた企業を経営できる人は、お客様により多くの利益をもたらすことができる人です。このような姿勢で経営できる人は自分の会社にも、より多くのビジネスをもたらし、利益を呼び込むことができるのです。」
「成功する人とそうでない人の違いは、粘り強さと忍耐力です。失敗する人は、壁につき当たった時、突破できないものと、はじめから決めてかかるのです。言い換えれば、努力することはするのですが、あるレベル以上はしないのです。」
もしこの本に書かれている事を全て毎日実行できたのなら、かならず
経営は上手くいくことでしょう。
ただし正しいことをやり続けることは何よりも難しいですが・・・
当たり前のことを思い出す為に定期的に読み自身を振り返るべき一冊です。
キクタン英会話 初級編
オランダ⇒ロシア⇒イタリアと海外で活躍する本田圭佑選手が
言語力の必要性・重要性を感じていることが分かる本のセレクトですね。
上記の国はすべて自国語を第一言語にしている国ですが、
基本的に英語はどこの国でも第二言語として通じる人が多いです。
日本人とロシア人は全体的に英語が同レベルにある印象ですが。
この本の使い方としてはその名の通り「キク(聞く)タン(単語)」ですね。
初級編では日常会話を音声で聞いて発音を覚え、本で綴りを覚える内容です。
本田圭佑選手が数々の英会話本の中から自身が一番分かりやすかったものを
紹介されたのかもしれませんね。
サッカーの中心が欧州を中心とすることは今後も変わることはないので
英会話力は必須であると、
また国際社会で日本の力をどんどんアピール・発揮していくことがこれからの
日本人には必要とされると本田圭佑選手は伝えたかったと受け取れます。
キクタン 英会話 [初級編] |
気になった本はありましたでしょうか?
一冊の本との出会いが人生を変えるきっかけになることもあります。
本田圭佑選手がオススメする5冊、是非読んでみて下さい。
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