2013年6月11日にアジア最終予選最終節イラク戦が行われます。 我らが日本代表は6月4日のオーストラリア戦で1-1で引き分け、無事アジア最終予選を勝ち点14で突破し、2014FIFAワールドカップブラジル大会の出場権を勝ち取ってくれましたね!
相手のイラク代表の状況はどうなんでしょうか?
ワールドカップへの道はまだ残されているのか!?
まずグループリーグの順位表です。
グループB
・・・・・・・・・・勝ち点 試合数 勝 引 負 得点 失点 得失点
- 日本 14 7 4 2 1 15 5 10
- オマーン 9 7 2 3 2 7 9 -2
- オーストラリア 7 6 1 4 1 7 7 0
- ヨルダン 7 6 2 1 3 6 12 -6
- イラク 5 6 1 2 3 4 6 -2
イラクは最下位ですが、後2試合残しているのでまだワールドカップへの可能性があります。
イラクを含め日本以外の4チームがワールドカップへの出場権を獲得する為には、
グループリーグで2位に入る(1位は日本で確定) or 3位に入ってグループAの3位とのプレーオフに勝ち、更に南米予選の5位と大陸間プレーオフに臨み勝てばワールドカップ出場です。
グループBの残りの試合は・・・
2013年6月11日(火)
オーストラリア vs ヨルダン
イラク vs 日本
2013年6月18日(火)
オーストラリア vs イラク
ヨルダン vs オマーン
残りは上記の4試合なので、イラクが2位る可能性もわずかながら残されています。
イラク代表が2位に入るには、
1、11日の日本戦に勝利する
2、11日のオーストラリアvsヨルダンの試合が引き分けに終わる。
3、18日のオーストラリア戦に勝利する
4、18日のヨルダンvsオマーンの試合が引き分けに終わる。
他国頼りながらも上記4点が叶えばイラク代表のワールドカップ出場が決まります。
イラク代表は2連勝が必須になりますね。
イラク代表が3位でプレーオフに進出する最低条件は・・・
1、11日の日本戦、18日のオーストラリア戦ともに勝利する。
2、オーストラリアvsヨルダン、ヨルダンvsオマーン戦がともに引き分けに終わる。 OR オーストラリアvsヨルダンにオーストラリアが勝ち、ヨルダンvsオマーンはオマーンが勝つ OR ヨルダン代表が2連勝する OR オーストラリアvsヨルダンにヨルダンが勝ち、ヨルダンvsオマーンにオマーンが勝つ
結構複雑な条件ですね・・・まあ何にせよ・・・
イラク代表には2連勝が必須です!!!
イラク代表にとっては次の日本代表戦は『絶対に勝たなければならない闘い』なんです。
かつて、『ドーハの悲劇』と呼ばれる試合がありました。
約20年前、1993年のワールドカップ予選。
勝てば悲願の、初めてのワールドカップの出場権を得れたイラク戦。
1-2で日本代表が勝ったまま入ったロスタイム。
あのショートコーナーからの失点は何度も何度も目にしています。
ワールドカップ出場に全てをかけていた選手の手から、それが奪われた瞬間でした。
ゴン中山選手のあーもうと本気で悔しがる姿。
ラモス選手のうなだれる姿。
いまだに目に焼き付いています。
『ドーハの悲劇』と同じドーハ、イラク代表とのアジア最終予選。
弔い合戦という表現は適していないし、ふさわしくないと思いますが、
ここドーハで、イラク代表に負ける・引き分ける日本代表の姿は見たくないとサポーターは思っているし、選手たちもその気持ちは同じだと思います。
このイラク戦、しっかり日本から応援しましょう!!
コメントを書く