なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)の女子東アジアカップ2015第2戦
韓国女子代表戦の辛口採点です。なでしこジャパンの選手・監督の
プレー・パフォーマンスを辛口で採点します。
2015年8月4日(火)19時20分キックオフ
EAFF女子東アジアカップ2015決勝大会 第2戦
韓国女子代表
採点させていただきます。
点数はパフォーマンスの善し悪しよりも勝敗にどれだけ関与したかで判断しています。
内容は課題点・問題点中心に辛口で分析し、解説・採点します。
なでしこジャパン 韓国戦 辛口採点
採点中です!
是非皆さんの採点・批評もコメントに下さい!
佐々木則夫 監督 3点
2連敗。
W杯で準優勝し、この東アジア杯は監督として結果が求められるものでは
ないが、あまりにも簡単に2連敗をきっしてしまった。
若い選手のクオリティが足りない中で、守備は北朝鮮戦よオーガナイズされて
いた。が、攻撃に関してもっと決まりごと、狙いをはっきりさせて選手が
もっと思い切ってプレー出来るようにしてあげたかった。
スターティングメンバー
GK
21 山下杏也加 初 4点
【日テレ・ベレーザ】
2失点。
ベーシックなスキルは19歳にしてなでしこジャパンの歴史でNO1なのでは。
ただ経験不足は否めず、ロスタイムの決勝点は相手選手がいないにも
関わらずしっかりボールが観えていなかったのではないか。
それによりポジショニングが最後まで定まらずに隙を与えてしまい、
反応が遅れた原因になったのでは。
DF
19 薊理絵 3点
【ASエルフェン埼玉】
プレッシャーもかかっていない場面で安易なパスミスで1失点目の
要因を作り出した。近い場所しか観えていなかった。
前半は攻撃参加出来る場面もあったがクロスの質が低く可能性を感じなかった。
14 田中明日奈 W杯 5点
【INAC神戸レオネッサ】
個人としてのプレーはクロスやロングボールに対してもしっかり跳ね返せて
いて安定感のあるプレーだった。
キャプテンマークを巻く選手としては物足りない。せめてCBとして
ボランチ2枚まではしっかり操りたかった。
4 村松智子 初 2点
【日テレ・ベレーザ】
1失点目の対応は完全にミス。エリア内に入ってまで下がる理由がなかった。
同じような場面が前半にもあっただけに失点する前に改善したかった。
ビルドアップの場面でもパスミスや自身が奪われるなど機能しなかった。
13 京川舞 3点
【INAC神戸レオネッサ】
北朝鮮 戦と比べれば落ち着いてプレー出来るようになりミスは減ったが、
最後の最後でロスタイムにファウルをおかして決勝点を奪われる要因に。
ボールを奪って点を取りに行きたい場面だったが、危険な位置でファウルを
してしまっては何も良い事はない。経験にして欲しい。
MF
2 中島依美 (追加招集) 6点
【INAC神戸レオネッサ】
1ゴール。
日本がボールを保持出来ている中で先制点を奪えたゴールは素晴らしかった。
一人ボールを動かすスキルが抜けていて、中島が真ん中に流れてボールに
絡む時には上手く中盤で動かせていた。
最後のFKを決めるか外すか。この違いが中島が代表に残っていけるか
いけないかの違いになりそう。
8 猶本光 4.5点
【浦和レッズレディース】
採点が難しい選手。良いプレーと悪いプレーの差が激しく安定感に欠けた。
低い位置でボールを動かすのは良かったが、高い位置にボールをつける
プレーが全然出来ていなかった。攻撃参加のタイミングも早すぎる場面も
遅すぎる場面も。終始やりずらそうにプレーしていた。
7 上辻佑実 3点
【日テレ・ベレーザ】
猶本光との位置関係が悪くボールを受けれない場面が多かった。
ボールを受けてもひっかけるパスが多くボランチとして機能しなかった。
23 柴田華絵 初 3点
【浦和レッズレディース】
とりあえず細すぎた。フィジカル面で世界と戦える準備が出来ていない。
後半の決定的な場面で足を合わせれず空振りに。
まずは当たり負けしない・状況が悪くてもしっかり蹴れる身体づくりを。
FW
15 田中美南 4点
【日テレベレーザ】
一番ハードワークしていた選手。
守備でも球際でしっかり闘っていた。
ただFWとして求められたゴールは匂いのする場面もなかった。
もっとエゴを出してシュートまでいかなければいけない。
17 有町紗央里 2点
【ベガルタ仙台レディース】
2戦連続スタメンもまたもやチャンスで決め切れず敗北の要因に。
プレーの質は上がっているのでシュートまでも落ち着いて自分のリズムで
プレーし結果を残したい。
途中出場
6 川村優理 W杯 6点
【ベガルタ仙台レディース】
後半18分から7上辻佑実と代わり出場。
交代で入り違いをピッチに生み出した。
しっかりとボールを動かし、自身もポジションを変えながら攻撃にリズムと
流動性を作った。
積極的にシュートも放ち、今後に期待が持てるプレーだった。
9 菅澤優衣香 W杯 4点
【ジェフユナイテッド市原・千葉レディース】
後半27分から19薊理絵と代わり出場。
難しいボールもしっかり収め攻撃の起点にはなったが、
高さたフィジカルの強さは味方に活かしてはもらえなかった。
16 横山久美 2点
【AC長野パルセイロ・レディース】
後半36分から17有町紗央里と代わり出場。
何がしたかったのか分からなかった。
点を取らなければ負ける場面でのプレーぶりは点を取りたくないようにすら見えた。
出場せず
GK
1 山根恵里奈 W杯
【ジェフユナイテッド市原・千葉レディース】
18 武仲麗依 初
【ベガルタ仙台レディース】
DF
2 小原由梨愛 (左膝の負傷の為離脱)
【アルビレックス新潟レディース】
5 高良亮子
【ベガルタ仙台レディース】
3 北原佳奈 W杯
【アルビレックス新潟レディース】
20 高畑志帆
【浦和レッズレディース】
MF
10 上尾野辺めぐみ W杯
【アルビレックス新潟レディース】
22 杉田亜未
【伊賀フットボールクラブくノ一】
12 増矢理花
【INAC神戸レオネッサ】
FW
11 高瀬愛実
【INAC神戸レオネッサ】
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佐々木監督は、東アジアカップとは言え国際大会で出て行って2連敗で平気な顔をしているが恥を知れと言いたい。あまりにも相手をなめた人選で采配もいい加減で見ているもののすべてに不快な思いをさせている。これでは折角宮間や澤が頑張って、女子サッカーを日本国内で根付かせようとしているのに、ファンはどんどん離れていきまたさびれた感じのスポーツに逆戻りしてしまいます。もっと勝つことに執着しろ…と言いたい。
HAYTANさま
コメントありがとうございます。
プロスポーツとして女子サッカーを成り立たせる為には女子日本代表の結果が最重要だと私も思います。
この大会の勝利に対する執念は他国に劣っていたのは結果・内容を見れば明らかかもしれません。
ただ闘っている選手もいたことが将来の大事な試合の結果に結び付くと願っています。
管理人