出場した各日本代表選手・監督のドイツ戦でのパフォーマンスはどうだったのでしょうか?
誰が4失点の原因!? 辛口で採点します!
採点させていただきます。点数は10点が最高で考えます。
なでしこジャパン 国際親善試合 ドイツ女子代表戦 辛口採点
佐々木則夫 監督 3
イングランド戦から3名スタメンを入れ替えましたが、
GKとCB、SBを変更したことが影響したのか、
終始ゴール前の守備が後手に回ってしまう結果に。
守備の面でのずれを試合の中で修正出来なかった。
交代に関しては的確。
欲を言えば宇津木瑠美をもう少し早く投入していれば
攻撃の面で左サイドを川澄と丸山の3人で支配でき
チャンスをもっと多く作り出せたのでは。
GK 1 福本美穂 (岡山湯郷Belle) 2
終始物足りない印象。
1失点目は確かにシュートがスーパーだったが、
あれだけ足を運べる時間もあったのに
最後に逆手が出ないのは残念。
上へのシュートに逆手の左手を出せていたら
止めれていたかもしれない。
PKは上手く反応出来てはいたのでしょうがない。
ピッチが雨で緩いのと、ボールも水を吸って重くなって
いたが、キックミス・パンチングミスが目立った。
DF
14 田中明日菜 (INAC神戸 7月~1.FFCフランクフルト、ドイツ女子ブンデスリーガ) 3
正直物足りないプレー。
安定感は有り、よくDF面で対応していたが、
攻守においてもう少し積極的なプレーが観たかった。
4 熊谷紗希 (1.FFCフランクフルト、ドイツ女子ブンデスリーガ) 2
対人では強さを見せたが、DF全体を上手く統率出来なかった。
中盤との距離感を上手くコントロールできずに
自ら守備を難しくしていた。
3 岩清水梓 (日テレ・ベレーザ) 2
対人プレーはよく身体を張って長身のドイツ選手に対応していたが、
DF全体として上手く人をつかめず、終始不安定な守備に。
CBを中心としてそれぞれのマークや
いつチャレンジするのかをはっきりさせなければ
いけなかった。
2 有吉佐織 (日テレ・ベレーザ) 3
安定したプレーをみせた。
ボランチの2枚に対するプレッシャーが強く
上手くボールを動かしてリズムを作れなかった分
サイドバックが起点になりたかった。
もう少しシンプルにプレーして欲しかった。
MF
9 川澄奈穂美 (INAC神戸レオネッサ) 6
豊富な運動量で攻守に存在感を放っていた。
1対1を突破してクロスでチャンスを作っていた。
スペースを埋められた中ではピンポイントでクロス
を上げるか、FWとの息がもっと合えば得点出来た。
守備も攻撃もあと一歩という場面が多かっただけに
もったいない。
8 宮間あや (岡山湯郷Belle) Cap 4
ミスが多かった印象。
中盤の2枚のところを狙われていたので
難しいが、さばける場所は残っている中での
ミスが多かったので判断力を上げたい。
2得点目に繋がったFKはさすが。
枠に入っていればGKはさわえていなかっただけに
直接決めておきたいところ。
6 阪口夢穂 (日テレ・ベレーザ) 2
宮間とともに中盤で上手くボールを動かせなかった。
守備の面でよく奮闘したがボールを奪った後
しっかり繋げたい。
ボランチのところで上手くさばいて試合を落ち着かせて
日本のリズムを作りだせなかった。
守備でも最終ラインとの距離感がよくなく、
ショートカウンターを受ける場面も目立った。
7 安藤梢 (1.FFCフランクフルト、ドイツ女子ブンデスリーガ) 3
あまり機能していなかった。
守備の面では奮闘していたが、
ボールを持った時に有効なパスで
試合・リズムを作れなかった。
FW
11 大野忍 (オリンピックリヨン、フランス・D1フェミナン) 5
1得点目をしっかり決めたのはさすが。
少しあやしかったが、コースはGKの取りにくい
場所にしっかり打てていたのはシュート技術の
高さを伺える。
上手く他の選手とパスのタイミングが合わない場面も。
17 大儀見優季 (1.FFCトゥルビネ・ポツダム、ドイツ女子ブンデスリーガ) 7
一人別格の出来だった。
2枚にプレスをかけられてもボールを失わず、
ファールを受けてマイボールにしていた。
男子の日本代表の本田圭佑選手のような
ボールキープをし、攻撃の起点になっていた。
ブンデスリーガで日本人初の得点王に18得点で
輝いたことで圧倒的な自信を持っているのが
プレーに完全に出ていた。
2得点目のFKのこぼれ玉への反応はさすが
点取り屋だと感じた。
15 丸山桂里奈 (スペランツァFC大阪高槻) 3
後半26分から大野忍選手に変わり同じFWに投入された。
やはり試合の流れを変えられる数少ない選手。
スピードがあるので裏に抜けす動きは相手DFを苦しめた。
もう少し自分自身で仕掛けられる場面を作りたかった。
守備の面でも途中から入った分よく走っていたので、
最後のPKを与えたのはもったいない。
PAの深い位置までFWが戻っていたのは
そうせざるを得なくした周りの選手のせいでもある。
13 宇津木瑠美 (モンペリエHSC、フランス女子サッカーリーグ) 5
後半29分から田中明日菜選手に変わり同じ左サイドバックに
投入された。
ミスもあったが積極的なプレーが目立ち、
もっと早く観たかった。
フィジカルの強さとパススピードの速さが
素晴らしかった。
16 岩渕真奈 (TSG1899ホッフェンハイム、ドイツ女子ブンデスリーガ) 2
後半43分からの出場。
ロスタイムも含め6分程の出場でチャンスは無かった。
24 上尾野辺めぐみ (アルビレックス新潟・L) 2
後半43分からの出場。
ロスタイムも含め6分程の出場でチャンスは無かった。
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