サッカー日本代表の2018FIFAワールドカップアジア2次予選 〈グループリーグ第4戦〉
シリア代表戦の辛口採点です。出場した各日本代表選手・ハリルホジッチ監督の
プレー・パフォーマンスを辛口で採点します。
2015年10月08日(木)22時00分キックオフ
2018FIFAワールドカップアジア2次予選 〈グループリーグ第4戦〉
兼 AFCアジアカップUAE2019予選
シリア代表
採点させていただきます。
点数はパフォーマンスの善し悪しよりも勝敗にどれだけ関与したかを優先し判断しています。
内容は課題点・問題点中心に辛口で分析し、解説・採点します。
サッカー日本代表 シリア戦 辛口採点
採点しました!
みなさんのご意見・採点もコメントに下さい!!
ハリル・ホジッチ監督 7点
前半は0-0と相手に主導権を握られる形で終えてしまったが、
後半は相手の攻守のミスに助けられつつもしっかりと得点を重ねて
安定感のある勝ち方が出来ていた。
ビルドアップ・ボールの運び方は監督の所で改善しなければならない。
スターティングメンバー
GK
12 西川周作 6点
【浦和レッズ】
無失点。被シュートは9本。
最大の被決定機は後半の直接FKだったが、スーパーセーブを見せた。
ゴールエリア付近で大きなピンチも2度ほど作られたが相手が外してくれた。
ストロングポイントのビルドアップの面では、多くボールに絡めポゼッション率
を高めた。西川のキックから危険なショートカウンターを受けることもあったが
味方のミス。
DF
5 長友佑都 6.5点
【インテル・ミラノ(イタリア・セリエA)】
コンディションが素晴らしくキレのある動きで攻守に置いて1対1で打ち勝っていた。
ボールにもよく絡み上下のスプリントを繰り返した。
もっと深い位置で中に切り込む動きも見せたかった。
22 吉田麻也 4点
【サウザンプトン(イングランド・プレミアリーグ)】
1度最終ラインでボールを奪われるという決定的なミスを犯した。
ビルドアップでも槙野との距離が近いこともあり上手く中央に付けれずに
前にボールを運べない場面が多かった。
2点目にはしっかり岡崎にスペースを空ける動きで得点を引きだした。
20 槙野智章 4点
【浦和レッズ】
守備も攻撃も丁寧にはっきり強くプレーしていた。
ビルドアップ面でサイドを上手く使えていなかった。
ボールウォッチャーになり決定機を作られてしまう場面や裏を取られる場面もあった。
21 酒井高徳 4点
【ハンブルガーSV (ドイツ・ブンデスリーガ)】
クロスの質が低かった。せっかく深い位置まで取れているのに
クロスがあれでは意味がない。
味方ともイメージがあっていなかった。
MF
17 長谷部誠 7点
【フランクフルト(ドイツ・ブンデスリーガ)】
大きな1得点目の起点となった岡崎への長い縦パスが質も高くかなり有効だった。
高い位置まで顔を出す場面が増え、PA内への抜けだしだけではなく、
サイドの深い位置に顔を出すことで数的優位を作り出していた。
守備でもしっかりバランスを取れていた。
16 山口蛍 3点
【セレッソ大阪】
パスミスが多く、ショートカウンターを受ける場面も作った。
得意の高い位置での守備もかわされてしまう場面も多く、
球際の守備ももっとポジショニングも含めて激しく厳しくプレーして欲しかった。
FW
8 原口元気 4点
【ヘルタ(ドイツ・ブンデスリーガ)】
ファーストシュート以外特に記憶に残るプレーは無かった。
10 香川真司 7点
【ドルトムント(ドイツ・ブンデスリーガ)】
1アシスト
大事な2点目を自身のドリブルで生み出して違いをみせた。
なかなか高い位置でボールを良い状態で受けれなかったが、
受けれた時には危険な仕掛けやパスをみせた。
4 本田圭佑 8点
【ACミラン(イタリア・セリエA)】
1ゴール、1アシスト
PKは冷静にGKを観て確実に決めてみせた。
3点目の宇佐美へのアシストもしっかり相手を引きつけて
ドフリーな場面を作り出してお膳立てした。
9 岡崎慎司 6.5点
【レスター・シティ(イングランド・プレミアリーグ)】
1ゴール
PKの場面もしっかり相手を誘い込んで狙い通りのPK獲得だった。
ゴールもしっかりニアに相手DFより早くタイミングを合わせて入り込んでいた。
もう少しプレスの厳しい中でもボールをキープして繋げたい。
流れの中で決め切れる場面がもっとあったのでは。
途中出場
11 宇佐美貴史 6.5点
【ガンバ大阪】
1ゴール
あまりにも余裕がある場面で逆に選択肢があって難しかったが
しっかりとGKの脇を抜いて決めてみせた。
それ以外にも2度ほどチャンスがあっただけに決めきる力が欲しい。
13 清武弘嗣 5点
【ハノーファー(ドイツ・ブンデスリーガ)】
ゴールへの強い意志とイメージを見せてくれた。
結果を残しそうな雰囲気を出していた。
14 武藤嘉紀 4点
【1.FSVマインツ05(ドイツ・ブンデスリーガ)】
短いい時間で見せ場は作れず。
//
出場せず
GK
1 東口順昭
【ガンバ大阪】
23 六反勇治
【ベガルタ仙台】
DF
6 森重真人
【FC東京】
3 塩谷司
【サンフレチェ広島】
15 丹羽大輝
【ガンバ大阪】
2 米倉恒貴
【ガンバ大阪】
MF
7 柴崎岳
【鹿島アントラーズ】
19 柏木陽介
【浦和レッズ】
FW
18 南野拓実
【ザルツブルグ(オーストリア)】
辛口採点と聞いて見に来ましたが採点の基準がわかりません。
「パフォーマンスの善し悪しよりも勝敗にどれだけ関与したか」
と言っていますが、それならばなぜCB2人は4なのですか。
パファーマンスで4点ならわかりますが、一応無失点で勝利し
失点に絡んだわけでもないので完全にパフォーマンスで採点
しているように思えます。
go oneさま
コメントありがとうございます!
採点の基準に関する記述が伝わり辛いと私も感じてはいたのですが上手い伝え方が見つからずにいます。
今一度文言に関して考えさせていただきます。ご指摘ありがとうございます。
CBに関しては確かに無失点でしたが、ミスも多く失点しなかったのは相手のミスによるものだと判断しました。
そういう意味で「失点はしていないが、勝利に貢献する大きなプレーは少なく、負ける可能性を高めたプレーがあった」
ということで採点が低くなりました。