サッカー日本代表の東アジアカップ2015決勝大会 【第2戦】
韓国代表戦の辛口採点です。出場した各日本代表選手・ハリルホジッチ監督の
プレー・パフォーマンスを辛口で採点します。
2015年8月5日(水)19時20分キックオフ
EAFF東アジアカップ2015決勝大会 【第2戦】
韓国代表
。
点数はパフォーマンスの善し悪しよりも勝敗にどれだけ関与したかを優先して判断しています。
内容は課題点・問題点中心に辛口で分析し、解説・採点します。
サッカー日本代表 韓国戦 辛口採点
採点しました!
みなさんのご意見・採点も是非コメントに下さい!!
ハリル・ホジッチ監督 4点
3戦連続で勝ち切れず。
前半は戦術的に引いてコンパクトなブロックを形成した中でカウンターを
狙おうとしたがワイドに展開してくる相手に対して奪いどころを見つけられず
クロスを自由に上げさせる場面が増えたことによるハンドからのPKだった。
ラインを5~10m前に設定してもよかったのと、柴崎と山口のボールを回されている
際のポジショニング・倉田と永井のポジショニングと守備の仕方まで
オーガナイズ出来ていれば奪いどころを作れたのでは。
守備に関してはそこまで危険な場面も作られず形は作れていた。
攻撃の形がカウンター以外観えなかったのが残念。
個の特徴を活かす以外の攻撃の形をみせて欲しかった。
スターティングメンバー
GK
12 西川周作 6点
【浦和レッズ】
1失点(PK)。
PKは仕方がない完璧なシュートだった。
枠内シュートも数本あったが安定感のある処理を見せた。
バックパスが多くなったが安全第一を考えながらも西川の特徴である
フィードの質の高さを時折みせた。
DF
3 大田宏介 3点
【FC東京】
クロスの質の高さがストロングポイントだがとことん味方とイメージが合わなかった。
守備ではクレバーにプレーし、簡単にはクロスを上げさせなかった。
競り負けて折り返され決定機を作られてしまった。
ビルドアップでのイージなパスミス・トラップミスが目立った。
5 槙野智章 5点
【浦和レッズ】
身長も体つきも槙野ですら一回りも違うような相手FWに対して立ち上がりから
厳しく当たり、簡単には仕事をさせなかった。また危険な位置ではファールを
犯さずにおさえたことが素晴らしかった。
縦パスは質の高いパスを入れる場面もあったが、ビルドアップの簡単な
横パスの質が低く、受け手のプレーを遅らせたのがもったいない。
6 森重真人 4点
【FC東京】
ハンドでPKを献上してしまったが、完全にアンラッキーなもの。
後半にクロスに対してゴールに向かってダイビングヘッドでクリアする
1点もののビックプレーをみせた。
DFリーダーとしてラインコントロールやボランチのコントロールに尽力していた。
21 遠藤航 3点
【湘南ベルマーレ】
相手の早いプレッシャーを受け特に何も出来ずに終わってしまった。
後半唯一の相手エリアへ侵入出来た場面で結果を残せる選手になって欲しい。
MF
16 山口蛍 6.5点
【セレッソ大阪(J2)】
1ゴール。
素晴らしいポジショニングとアウトサイドにかけた質の高いシュートだった。
短い良い流れの中でしっかりゴールを奪えたのは大きかった。
守備のポジショニングがうまくはまらず後追いになる場面が前半は多かった。
前半低い位置でのパスミスが2度あり、強豪国相手なら確実に失点していた。
7 柴崎岳 6点
【鹿島アントラーズ】
厳しいプレッシャーの中でも焦らずボールを保持する最適な選択肢を
見つけ日本のボール保持を助けた。
縦パスの質が高く、受けての質が高ければビックチャンスになる場面も幾度か作った。
守備のポジショニングとボール奪取能力を高めたい。
8 藤田 直之(追加招集) 5.5点
【サガン鳥栖】
代表デビュー戦とは思えない落ち着いたクレバーなプレーをみせた。
基本的にCBの前でプレーししっかり相手選手をつかまえてバイタルエリア
で起点を作らせないようにプレーし、人に対しても強く・球際も闘っていた。
欲を言えば代表に残っていくにはどれかひとつのインパクトのあるプレーをみせたかった。
FW
9 永井謙佑 2点
【名古屋グランパス】
スピードというストロングポイントを発揮しようと自らでも仕掛けたり、
味方もDFライン背後のスペースにロングボールを入れていたが実らず。
北朝鮮戦よりはストロングポイントを発揮しようと試みれていただけ良かった。
カウンターで味方を使う意識が強すぎた。
自身の突破でシュートやクロスまでいくという気持ち・仕掛けがあってのパスという選択肢。
13 倉田秋 6.5点
【ガンバ大阪】
攻守に本当にクレバーにプレーし、サッカーを楽しんでいた。
運動量豊富で、相手が少しでも隙をみせればボールにアタックする素晴らしい前線の守備をみせた。
攻撃でもボールの収まりどころになり、高い位置での起点になった。
攻撃で後ろに逃げるのではなくキープして味方を使えるのが他の選手と違って素晴らしかった。
唯一足りなかったのは一番大事な結果。
10 興梠慎三 4点
【浦和レッズ】
日本のボール支配率が36%というワントップとしては本当に厳しい
状況の中で、うまくボールをキープし味方が上がる時間を作っていた。
ボールの質の問題もあるがもう少し競り勝てて欲しかった。
途中出場
19 浅野拓麿 4点
【サンフレッチェ広島】
後半25分に 9 永井謙佑と代わり出場。
勝たなければいけない中で前線からプレスをかけ続けた。
ボールを受けた時に2対1でも仕掛けてチャンスを作り出せる選手が海外でも活躍出来る選手。
11 宇佐美貴史 3点
【ガンバ大阪】
後半33分から10 興梠慎三と代わり出場。
1度の仕掛け・シュートチャンスしかなかったがそこで結果を残せる選手でありたかった。
20 川又堅碁 4点
【名古屋グランパス】
後半43分から13 倉田秋と代わり出場。
短い時間だったが求められることはやっていた。
もう5分早い投入が必要だった。
出場せず
GK
1 東口順昭
【ガンバ大阪】
23 権田修一(コンディション不良の為不参加)
【FC東京】
23 六反勇治(追加招集)
【ベガルタ仙台】
DF
4 水本裕貴
【サンフレッチェ広島】
14 藤春広輝
【ガンバ大阪】
15 丹羽大輝
【ガンバ大阪】
22 米倉恒貴
【ガンバ大阪】
MF
8 柏木陽介(怪我の為辞退)
【浦和レッズ】
17 米本拓司
【FC東京】
2 谷口彰悟
【川崎フロンターレ】
FW
18 武藤雄樹
【浦和レッズ】
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