JAL CHALLENGE CUP 2015
ウズベキスタン代表戦
出場した各日本代表選手・ハリルホジッチ監督のウズベキスタン戦でのパフォーマンスはどうだったのでしょうか?
辛口で採点します!
採点させていただきます。点数は10点が最高で考えます。
点数は全体のパフォーマンスよりも試合の結果に関与した度合を優先しています。
日本代表 JAL CHALLENGE CUP 2015 ウズベキスタン代表戦 辛口採点
ハリルホジッチ監督 8点
・素晴らしい旅立ち。
・FP全ての選手を使い選手選考をしながら、自身がやりたいサッカーのスタイルをチームに意識付けでき、かつ勝利というもっとも大事な部分ももたらした。
・ミクロな視点とマクロな視点の両面でハリル監督のスタイル・仕事は日本代表・日本のサッカー界すべてに効いている。
・細かい采配や戦術なんかよりも、まず今はハリル監督・スタッフ陣がとる舵を日本のサッカー界にかかわる全ての人が考えついていくことが大事。
スターティングメンバー
GK
1 川島永嗣 5点
【スタンダージュ・リエージュ(べルギー・ジュピラーリーグ)】
・1失点
・失点場面はブラインドかつエリア内でフリーで打たれているのでGKにはほぼノーチャンス。
・パントキックを蹴る場面が多い試合だったが、フィードのクオリティに物足りなさがあった。ただイメージの共有は出来ていた。
・1本ビックセーブがあった。
・クロスも積極的に処理していた。
DF
24 酒井高徳 6点
【VfBシュツットガルト (ドイツ・ブンデスリーガ)】
・前半左SB⇒後半右SB。両サイドで高いクオリティを見せユーティリティぶりをみせた。
・守備でのフィジカルの強さは目立った。Jの選手がクロスブロックやシュートブロックが単発でしか出来ないなか、高徳はそのまま付いていける。
・内田がかなり高いポジションを取る時間が長かったため難しいが、縦への早い展開の中でもっと攻撃に絡む回数を増やしたい。
19 昌子源 5点
【鹿島アントラーズ】
・CB。日本代表デビュー戦。
・フル出場で安定感のあるプレーはみせるも、守備陣のコントロールまでは出来ず。ボランチやアンカーとの連携を深めたい。
・センターバックとしてリスクを負わないプレーで素晴らしかったが、もう少しビルドアップの所で自身の色を出して欲しかった。
6 森重真人 6点
【FC東京】
・CB。
・川又へ1アシスト。
・チームとしての守備の質が前後半共にかなり低くなった時間帯を上手く臨機応変に対応してみせた。
枚数を確認しラインをむやみに上げずにDFラインだけでも引いて確実にFWにつくやり方で守りきれたのは日本のCBとしての成長。
・常に高い位置を狙いながら、リスクもふまえて的確にビルドアップしていた。
2 内田篤人 4点
【FCシャルケ04(ドイツ・ブンデスリーガ)】
・前半のみの出場。
・怪我の影響で70%くらいの力でプレーしていた印象。無理をしないで正解。
・日本代表のプレースタイルがかわりシャルケでのプレーをそのまま代表でもやっていた。内田のミスもあったが味方のクオリティ不足でミスになった場面も。
・前線からの守備、裏へ向け出す動きの多さは十分アピールになったのでは。
MF
15 今野泰幸 5点
【ガンバ大阪】
・ダブルボランチ。
・あまり目立たなかったかもしれないが、前半の前線からハイプレスをかける中でバランスを崩した個所を的確に埋めていた。
・サイドでのクロスに対する守備の甘さはブラジルW杯も思い起こさせた。ハリル監督も話しているだけにマイナスアピール。
・確実にマイボールにするプレーはいつも通り良かったが、アピールとしてはもっと縦パスの意識を見せても良かったのでは。
28 青山敏弘 8点
【サンフレッチェ広島】
・ボランチ。
・1スーパーゴール。
自身のストロングポイントを結果という形でみせた。
・縦パスをつける意識が高く、特にワンタッチでの縦パス質も高くが素晴らしかった。
・今野が守備のバランスを埋める中でアンカーのような役割になる場面もあったが、ポジショニングがいまいちで上手く相手の攻撃をコントロール出来なかった。
10 香川真司 5点
【ドルトムント(ドイツ・ブンデスリーガ)】
・トップ下。後半23分までプレー。
・自身をもった積極的なプレーでシュートまで多くいけたが相手に当てない工夫が必要。
・前線からの守備もしっかりいけていた。ドルトムントの守備のやり方にも近くやりやすかったのでは。
FW
8 乾貴士 3.5点
【フランクフルト(ドイツ・ブンデスリーガ)】
・左シャドー。後半17分までプレー。
・数多くのフィニッシュチャンスを得ながらノーゴールに終わった。
・中盤の選手だがこのポジションに入る選手が得点する形が現在のサッカーの主流。結果を残せないと生き残れない。
・守備はプレスの距離が近く運動量もあり前線の選手で一番効いていた。
9 岡崎慎司 7点
【マインツ05(ドイツ・ブンデスリーガ)】
・ワントップ。1ゴール。1優しさ。
・ボールの受け方・ポジショニングが素晴らしかった。
・しっかり結果を残し続けることで日本最高のFWであることをハリル監督に証明してみせた。
・柴崎のゴールは岡崎がDFの前に入っていたからこそ。相手にクリアするチャンスがあったので優しさなのかなんなのかを見せずに触るべきだったが結果オーライ。
4 本田圭佑 4点
【ACミラン(イタリア・セリエA)】
・右シャドー。後半26分までプレー。
・縦パスの意識・シュートへの意識は見せたが、質が低かった。
・スペースの問題もあるが、自身がもっと高い位置で縦パス受けるか、岡崎に縦パスが入った際にもっと効果的な位置に走りこむ動きがあればボールに絡めない時間を減らせるのでは。
・守備はミランでのように運動量豊富に深い位置まで下がり守備のバランスが崩れる中大きな助けになっていた。
途中出場
3 大田宏介 5点
【FC東京】
・左SB。後半00分から出場。岡崎へ1アシスト。
・大げさに言えば攻撃10点守備2点というイメージ。
アシストのクロスは少し相手に当たったかもしれないが決めるだけの質の高いクロスだった。
・1対1の対応が悪く危険な位置でのFKを与えたり突破されてしまう場面もあった。
・サイドでの連動した守備も出来ず崩されてしまう場面も。
25 水本裕貴 4.5点
【サンフレッチェ広島】
・アンカー・ボランチ。後半00分からプレー。
・後半立ち上がり上手くポジションが取れず、守備のバランスが崩れていた。
あの時間帯で失点しなかったのはただラッキーだっただけ。
・落ち着いてからは攻守に大事な場面に顔を出し、ボールを奪取・シュートまで行く場面を作り出した。
30 宇佐美貴史 6点
【ガンバ大阪】
・左シャドー。後半17分からプレー。
・1得点。
・失点し嫌な流れの中、相手の隙を見逃さず個人技で打開し今度こそ正確なシュートで決めてみせた。
・岡崎へのクロスなどアシスト未遂になるプレーもみせた。
・守備の課題も観え、自陣深い位置で軽い守備をみせ崩される原因を作った。
7 柴崎岳 6点
【鹿島アントラーズ】
・トップ下。後半23分からプレー。1得点。
・相手GKの判断ミスを見逃さず、確実に決めてみせた。岡崎に感謝。
・守備はかなり厳しく運動量をもっていっていたが、普段より高い位置に入っているので攻撃になった際にもっとはっきりプレーすべきだった。
18 大迫勇也 3点
【1.FCケルン(ドイツ・ブンデスリーガ)】
・右シャドー。後半26分からプレー。1アシスト。
・相手の枚数が多い中でボールを受けることが多く難しかったが、アンパイなプレーが多くもっと短い時間の中でチャレンジする姿勢がみたかった。
20 川又堅碁(追加招集) 6点
【名古屋グランパス】
・ワントップ。後半37分からプレー。1得点。
・短い時間の中でよく結果を残してみせた。
・しっかり収めるとこは収めて気持ちのこもったプレーをみせた。
出場せず
GK
12 西川周作
【浦和レッズ】
26 東口順昭
【ガンバ大阪】
23 権田修一
【FC東京】
DF
22 吉田麻也
【サウザンプトン(イングランド・プレミアリーグ)】
長友佑都(負傷中の為インテルが招集拒否)
【インテル・ミラノ(イタリア・セリエA)】
5 槙野智章
【浦和レッズ】
27 藤春廣輝
【ガンバ大阪】
21 酒井宏樹(右大腿ハム筋挫傷)
【ハノーファー96(ドイツ・ブンデスリーガ)】
MF
17 長谷部誠
【フランクフルト(ドイツ・ブンデスリーガ)】
13 清武弘嗣
【ハノーファー96(ドイツ・ブンデスリーガ)】
16 山口蛍
【セレッソ大阪】
FW
14 武藤嘉紀
【FC東京】
11 永井謙佑
【名古屋グランパス】
興梠慎三(怪我の為離脱)
【浦和レッズ】
小林悠(負傷の為離脱)
【川崎フロンターレ】
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