FIFAワールドカップ2014ブラジル ギリシャ戦
出場した各日本代表選手・監督のギリシャ代表戦でのパフォーマンスはどうだったのでしょうか?
W杯第2戦!! 辛口で採点します!
採点させていただきます。点数は10点が最高で考えます。
点数は全体のパフォーマンスよりもどれだけ勝利・敗北に関わったかで決めています。
日本代表 FIFAワールドカップ2014ブラジル ギリシャ代表戦 辛口採点
ザッケローニ 監督 4点
・勝利が必須のギリシャ戦で点を奪えず引き分けた。
スタメン
・大迫勇也選手のパフォーマンスは良かったが、あのプレーを求めるなら柿谷曜一朗
の方が決定的な場面をもっと作れたのではないか。
・なかなかセンターバックを大会中に変えるのは難しいが、今野泰幸選手をこの試合で
使ったことにより無失点で引き分けれたと言える。
・後半香川真司選手が投入されて、大久保選手ではなく岡崎慎司選手を1トップに
したのは大久保選手のバイタルでの仕掛けとミドルが効いていたからなので理解できる。
・香川真司選手をスタメンから外す英断が出来たことで良い流れが生まれていた。
・パワープレー自体は今までやっていないからここに来てやるのはおかしいということは
ない。時間の無い中良いボールさえ入れば吉田麻也選手は競り勝てていた。
・最後の交代枠を使わなかったのは攻守にバランスが取れていたからか。
・本田圭佑選手を変えてドリブルで勝負出来るFWをラスト10分で入れても良かったのでは。
・ボール支配率は68%と高い数字をたたきだしたが、
相手が退場で10人になりブロックを作って完全に守りに入った後もずっと同じリズムで前プレをかけてボールを奪いにいっていた。あえて相手のラインを上げさせる工夫も必要だったのでは。
・課題のセットプレーで長身揃いのギリシャ相手に失点しなかったのは素晴らしかった。
スターティングメンバー
GK
川島永嗣 6点
【スタンダージュ・リエージュ(べルギー・ジュピラーリーグ)】
・無失点。
・決定的なセーブを2本みせ自身のストロングポイントを発揮した。
・守備のオーガナイズも南アフリカを彷彿させる鬼気迫る態度でコントロールした。
・後半キックオフに隙をみせてしまったことは残念。もし枠に入っていたら決められていた。
フィードに関しても問題なかった。
DF
長友佑都 5点
【インテル・ミラノ (イタリア・セリエA)】
・再三サイドの高い位置からクロスを入れることが出来たが、決定的なボールを入れる
ことが出来なかった。
攻守において素晴らしい運動量をみせた。後は質の問題だった。
高い相手に対してクロスよりも左サイドで崩したかったが、スペースが無い中で
パスワークのスピードを上げることが出来なかった。
今野泰幸 6.5点
【ガンバ大阪】
・無失点に大きく貢献。よく最後の最後で身体を張って守っていた。
・2度以上決定的なシュートブロックをみせた。
・ビルドアップにも元ボランチらしく早く動かせていた。
・カウンターを許さない、裏を取られない良いポジショニングを常に取れていた。
かつインターセプトもしっかり狙え、攻撃に繋げていた。
吉田麻也 6点
【サウサンプトン(イングランド・プレミアリーグ)】
・高さという最大のストロングポイントを発揮し相手の高さをなんとか封じていた。
・しっかり人について相手のクロス・カウンターに対応していた。
・ビルドアップは効果的に参加出来なかった。
・パワープレーでは良いボールが入れば勝てていたが、ロングボールではなく
ショートパスに加わる場面ではミスもあった。
内田篤人 4点
【シャルケ04(ドイツ・ブンデスリーガ)】
・ギリシャ戦で一番のパフォーマンスをみせた。
決定機を演出した場面も何度もあった。
・が、シュートチャンスで決めれなかった。
・見方に合う決定的なラストパスを出せなかった。
あれだけのチャンスに絡みながら1点を生み出せなかった責任は大きい。
・守備に関してもボールを奪いきる強さ・上手さをみせた。
DFラインの背後・サイドの深いスペースと相手が嫌がることを考えてやり続けた数少ない選手。
MF
山口蛍 4.5点
【セレッソ大阪】
・守備の面で両サイドが高い位置を取る中で上手くバランスをとって主に内田篤人選手の
あがったスペースをカバーしていた。
・対人の強さをみせ中盤でボールを奪えていた。
・前半のシュートチャンスを活かしたかった。
・全体的に高い位置をとっていたのでリスクは負えないのは分かるが、
ひとつパスが遅れる、リスクを負って危険な場所を狙うといったことが出来なかった。
長谷部誠 5点
【フランクフルト(ドイツ・ブンデスリーガ)】
・後半00分に遠藤保仁と交代。
・一番は相手を退場に持ち込んだプレー。上手く誘い込んだ。
・中盤の底でボールをシンプルに動かした。
もう少し高い位置で崩しに上手く関わりたかった。
大久保嘉人 3点
【川崎フロンターレ】
・素晴らしいハイパフォーマンスをみせた。
が、決定機を2度は外した無得点の要因に。
決定力という最大のストロングポイントを発揮できず。
・その分ドリブルでの仕掛けから多くの直接フリーキックの場面を日本にもたらし
チャンスを作った。
ドリブル・ミドルと自身の形を作れたが、最後の部分で良い形で受けれなかった。
本田圭佑 2点
【ACミラン (イタリア・セリエA)】
・チャンスも作れず自らもシュートを打てず攻撃面で何も出来なかった。
・守備は素晴らしい運動量とスピードで危険な場面を自らつぶしていた。
・FKの質が強化試合から本番までずっと低いのが残念。
CKの質も低かった。
・ボールを受けてからシュートに入るまでのスピードが遅く相手にひっかけていた。
ギアを上げる・攻撃のスイッチを入れる場面がなかった。
岡崎慎司 3点
【マインツ(ドイツ・ブンデスリーガ)】
・攻守におきて運動量はこの試合も素晴らしかった。
・裏へ抜ける動きを繰り返し、ブロックを作る相手からスペースを生み出していた。
・自らがおとりになることで多くのチャンスを生み出したが、もっと自身で受けて
シュートまでいく場面を作りたかった。
FW
大迫勇也 3点
【ケルン(ドイツ・ブンデスリーガ)】
・後半12分に香川真司と交代。
・シュートの意識が高く、FWらしいプレーが出来ていたことは評価できるが、質が低かった。
・ポストプレーにうまく入れていたが受けた後のパスの質が低くチャンスを何本かつぶしてしまった。
途中出場
遠藤保仁 4点
【ガンバ大阪】
・後半00分から長谷部誠に代わり途中出場。
・高いボールポゼッションのなか中心に入り攻撃を組み立てたが、決定的な仕事が出来ず。
・CKでの守備でマークを外した。
香川真司 4点
【マンチェスター・ユナイテッド (イングランド・プレミアリーグ)】
・内田篤人選手への裏へのパスで1つ決定機を作り出した。
それ以外に見せ場は作り出せなかった。
サイドでも1対1気味なら自ら仕掛けて欲しかった。
・シンプルに動かしてボールを受ける動きを増やしてほ欲しかった。
出場せず
GK
西川周作
【浦和レッズ】
権田修一
【FC東京】
DF
酒井宏樹
【ハノーファー96(ドイツ・ブンデスリーガ)】
酒井剛徳
【シュツットガルト (ドイツ・ブンデスリーガ)】
伊野波雅彦
【ジュビロ磐田】
森重真人
【FC東京】
MF
清武弘嗣
【ニュルンベルグ (ドイツ・ブンデスリーガ)】
青山敏弘
【サンフレッチェ広島】
FW
柿谷曜一朗
【セレッソ大阪】
斎藤学
【横浜F・マリノス】
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