国際親善試合2014 ザンビア戦 4-3逆転勝ち!
出場した各日本代表選手・監督のザンビア代表戦でのパフォーマンスはどうだったのでしょうか?
W杯直前!! 辛口で採点します!
採点させていただきます。点数は10点が最高で考えます。
日本代表 国際親善試合2014 ザンビア戦 辛口採点
ザッケローニ 監督 5点
・4-3という結果自体は評価出来るが、3失点と守備の改善が足りていない。
・攻撃面においても4得点取れたことは素晴らしいが、取りたい形で取れたかと言うと
そうではないゴールが多かった。
・コンディション調整は上手くいっている様子だったが、戦術的な面よりも選手の
コンディション頼みな気も・・・
・ザンビアよりも個の強いコートジボワールに対してどう守るのかという形が観えなかった。
・采配が見事的中して結果に繋がっている点は本番でも期待したい。
スターティングメンバー
GK
西川周作 3点
【浦和レッズ】
・3失点は不運な形が多かったが・・・この印象ではスタメン奪取は厳しいか。
・1失点目はクロスのこぼれにはノーチャンス。シュートに対しても一歩引いた
ポジションにいれば上は防げたがニアを突かれるので結局ノーチャンス。
・ただ内田・遠藤両選手にマークをあと1秒早くはっきりさせられていたら防げたが
声が通らない本番では不可能か。
・2失点目はフリーでPAラインから打たれてほぼノーチャンスか。
・3失点目も山口蛍に当たりドライブシュートのような形になりノーチャンス。
・低い位置でのビルドアップは上手く捌けていたが、1本パントキックのミスが
あったのがW杯直前としては印象が悪いか。
DF
長友佑都 6点
【インテル・ミラノ (イタリア・セリエA)】
・攻守において安定感・安心感のあるプレーをみせた。
・サイドで競り負けないフィジカルの強さは攻守において重要。
左に長友を置くことで右から崩そうと相手がしてきた際に右からのクロスに対して
しっかり競れていない場面も。
・クロスを上げきるだけでなく決定的なクロスを上げたい。
今野泰幸 5.5点
【ガンバ大阪】
・3失点はセンターバックとしていただけないが、失点に絡まず守備において安定感
があった。
・ビルドアップの面でもう少し良い関わり方が欲しい。
吉田麻也 5.5点
【サウサンプトン(イングランド・プレミアリーグ)】
・3失点。直接絡んではいないが1失点目のマークの対応はボランチも含めた
守備陣としてはっきりさせておかなければいけない崩し方をされていた。
・ビルドアップの場面が多くあったが、ファーストタッチも含め質・スピードの高さが
低かった。
内田篤人 2.5点
【シャルケ04(ドイツ・ブンデスリーガ)】
・スタメンがあやしくなる出来だった。どれだけザッケローニ監督が信じられるか。
・1失点目は事前の準備が全て。自身が付くのか流すのかでマークの前に入る
ポジションに入るのが一瞬遅れ、逆にボールが流れた際に身体の対応が遅れる
原因を作った。
・1失点目のクリア自体は難しい。
・攻撃においても自身のリズムがつかめていない様子で周りと呼吸が合わなかった。
MF
山口蛍 2.5点
【セレッソ大阪】
・2失点に絡む出来の悪さ。日本代表戦で一番悪い出来だった。
・攻撃面では柿谷曜一朗へ絶妙な裏へのパスや、良い動きだしもみせた。
・ファーストDFになった際にスピードをもってプレスをかけれるのは大きい。
・2失点目は自身がマンマークに付いていた選手なのでスペースを気にするより
マークの選手についていく必要がある場面だった。
・3失点目は不運な形でもあるが、それ以前にかなりの数のロング・ミドルを
自身が対応していた選手に簡単に打たせていたつけが回ったとも言える。
マークの受け渡しがスムーズにいかず、引きすぎてスペースを消していたのが3失点目のプレスに遅れた要因。
コートジボワールには更に強烈なミドルシュートがあるので簡単に打たせている
ようでは同じことが起こりえる。
遠藤保仁 4点
【ガンバ大阪】
・1失点目に大きく絡んだ。数的同数にはさせずに自身がラインまでひいて
クロスに対応出来ていれば、ちゅうと半端に触らずにクリア出来ていたかもしれない。
・CKなど守備での競り合いで不安要素をみせた。
・低い位置でも高い位置でも中心に入りボールを動かしたが、前半攻撃の組み立て
が上手くはまらなかった。
・PA付近でフリーでボールを受けれれば決定的な仕事が出来る雰囲気を出せていた。
香川真司 5点
【マンチェスター・ユナイテッド (イングランド・プレミアリーグ)】
・1得点、1PK獲得。
・結果は残したが全体的なプレーの質は低かった。
・得点場面も本当ならGKに止められる質のシュートだった。
・本田圭佑からの決定的な裏へのスルーパスのトラップをからぶるなど
ボールが足に付かないイージーなミスも多かった。
・シンプルにプレーした際に質の高い動きをみせたので、連動する動きでシンプルな
プレーを周りがさせてあげたい。
本田圭佑 5点
【ACミラン (イタリア・セリエA)】
・2得点。内1PK。
・イージーなミスや判断の遅れが序盤に目立った。
・チームとしてとった2得点だが、本田が得点を取ることで流れを本番に向けて
掴んで欲しい。
・ペースアップするタイミングをはっきりさせたい。
岡崎慎司 4点
【マインツ(ドイツ・ブンデスリーガ)】
・怪我を恐れぬ身体を張った素晴らしいプレーをみせたが、スペースが無い中で
内田との連携がなかなか合わずチャンスを生み出せなかった。
・岡崎の縦・中への裏への抜け出しが相手のラインを下げるのには必要不可欠だった。
・守備の運動量は後ろから繋ぐ相手には必要。
FW
柿谷曜一朗 4.5点
【セレッソ大阪】
・裏への抜け出しは一級品。良いパスは入るようになっているので、なんとか本番
3試合で裏への抜け出し1本で得点という結果を出したい。
・引いてポストプレーが上手く受けれないのは前半立ち上がり落ち着くまで
しんどくなる要因のひとつ。
途中出場
大久保嘉人 7点
【川崎フロンターレ】
・1得点。2得点に絡む活躍。
・香川真司のシュート性のクロスも大久保が良い位置に入っていたから。
・チームが上手くいっていない時にチームに声をかけ、自身が実践し、
チームに良いリズムを作り出していた。
・得点は青山のパスが素晴らし過ぎるほどだったが大久保のコントロールも
本当に素晴らしかった。
様々な形で得点の可能性を感じれるのが今の大久保の強さ。
森重真人 6.5点
【FC東京】
・得点が欲しい場面での途中出場で決定的なアシストという結果を残した。
・周りが疲労の強い状況でもしっかり縦パスが通るような質のパスを常に出したい。
酒井宏樹 5点
【ハノーファー96(ドイツ・ブンデスリーガ)】
・基本的には質の高いプレーをみせたが3失点目の失点の対応は場所を考えると
後ろの声が聞こえていなければついていった方がよかったかもしれない。
・フィジカルの強さはサイドをついてくる相手には酒井宏樹が有効。
大迫勇也 3点
【ケルン(ドイツ・ブンデスリーガ)】
・存在感を示せず。
・ポストで受けれるだけで周りを活かせたはずだが上手く動き出しが
かみ合わなかった。
斎藤学 3点
【横浜F・マリノス】
・前を向いて仕掛けたときには自身の良さを出せていたがシュートまで持ち込みたかった。
・中盤の組み立てにもっと関わりたかった。
青山敏弘 6点
【サンフレッチェ広島】
・勝利へ導くアシストをファーストタッチでしてみせた。
・最高の試合への入り方とここしかないという場所とタイミングで蹴れる素晴らしい
能力を証明してみせた。
出場せず
GK
川島永嗣
【スタンダージュ・リエージュ(べルギー・ジュピラーリーグ)】
権田修一
【FC東京】
DF
酒井剛徳
【シュツットガルト (ドイツ・ブンデスリーガ)】
伊野波雅彦
【ジュビロ磐田】
MF
長谷部誠
【フランクフルト(ドイツ・ブンデスリーガ)】
清武弘嗣
【ニュルンベルグ (ドイツ・ブンデスリーガ)】
FW
W杯前最終戦!ザンビア戦の【試合結果詳細・ハイライト動画】はこちら
コメントを書く